種 類 | ■ロゼ■ |
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テイスト | ■辛口■ |
産 地 | ■ブルゴーニュ■ |
内容量 | ■750ml■ |
年 代 | ■2013■ |
備 考 | ブリュノ・クレールはマルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、 その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。 祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って 一族で争いが起こったからである。79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、 その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニの アン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーは クロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのを ブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、 両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。90年代に入ってさらに畑を 増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計23haの規模にまで発展している。 ブドウ栽培はリュット・レゾネ。手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)。 必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。新樽率は20〜50%でグラン・クリュで あっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの 素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエとじつに相性がよい。 また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のある ランジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が 植えられている。22ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが 手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に 仕上げられていること。本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスや コルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している ピノ・ノワール 100% フルーティな香り、フレッシュな苺の果実感と清涼感、エレガントな酸とミネラル感。 酒質はしっかりしており、鶏のローストやジャンボン・ペルシエと合わせてもよい。 サービス温度は10〜12度が理想的。 |